やっと再文庫化
新潮文庫から「ローマ人の物語」が出された時、そのうちに文庫化されるはずと思い待っていたのだがなかなか出てこなかった「海の都の物語」。

海の都の物語 by 塩野七生
中公文庫の版は絶版となり古本もプレミヤ価格だったりしてバカバカしい。
単行本はサイズが不揃いで場所もとるから嫌い。
で、やっと再文庫化されたので少し出遅れてしまったが買ってきたところだ。
単行本だと「上・下」二冊なのだが、先の「ローマ人の…」にならって厚くなり過ぎない様にしたようだ。
その結果、全 6冊となってしまった。
500ページクラスの文庫に慣れてしまった身としては冊数が増えるのはあまりうれしくない。
とは言え安くてコンパクトなので良いのかもしれないとは思ってはいる。
さて、書き出しはいつものように読ませる気にさせてくれる書き出しだ。
問題は 6冊もあると私のほうが息切れしてしまうのではないかと思い始めている。
まだ、読み初めにもかかわらずだ。
なにしろ「ローマ人の…」では 20冊で読むのを休止してしまったし…。
2009 06/03 書籍・雑誌