土日とゴロゴロ過ごした反動か、少し出たがりの虫が騒いできた。家を10時頃出て途中このルートの最後のコンビニ@西城町で昼飯その他を仕入れる。
目的地は比婆山山中の立烏帽子の直ぐ下の駐車場。ここは比婆山系の最高峰である立烏帽子山の直ぐ下にあり、山頂まではほんの600m程度の道程だ。狭い林道とは言え舗装された道が駐車場まで続く。
普段、殆ど足を使わないグウタラ生活が続いているため、先ずは約6?700m先にある池の段へと向かう。駐車場から立烏帽子と池の段の中間にある休憩所とある場所までは整備された遊歩道が続く。石がゴロゴロしていて多少歩き難い感じはするが、登りも緩やかで足慣らしにはちょうど良い感じがする。
ほんの数百メートル程度歩くと休憩所に到着する。ここは小ピークと小ピークの間にある峠のような場所で広場になっている。ベンチもあるが、殆ど朽ちた状態である。
正面に池の段を望み右手方向に振り返れば立烏帽子山が直ぐそこにある。どちらのピークへも2?300mの距離だ。立烏帽子には帰りに登るとして、先ずは正面の池の段へと向かう。
位置的に言ってちょいと目の前の丘に登ってみると言った感じで頂上に着く。まあ、ほんの200m程度の登りしか無いが。今回は距離から言っても散歩程度の域を脱していないが、縦走して来た後だとこのほんの少しの登りが私にとっては難事業ではある。
池の段の頂上に着き周りを見渡せば近辺の中国山地の山々の頂上が360度に渡り展開する(表現が大袈裟だが)。
さて既に昼を過ぎ、1時になろうとしているが、池の段から南方向の尾根伝いにもう少し行けるようだ。どんな眺めなのか行ってみる事にする。
約2?30m程進むと道は終わるが、そこの木の陰にお地蔵様が一体ある。誰が何のために据えたのであろうか。
さて、池の段まで引き返してお昼の弁当にしよう。とは言ってもコンビニで買ったおにぎり。のんびりと一休みして少し写真を撮ってみる。
上空には厚い雲が少しずつ増えてきて照ったり翳ったりの状態。大気中の水蒸気も少し多そうな感じだがかなり遠くの山々まで見渡せる。
一休みしてから立烏帽子山に向かう。2000年の縦走の時には既にバテていてこの辺りの最高峰でありながらパスしてしまった山だ。それと、来た道をそのまま引き返すのも脳が無いし今回は荷物も少なくバテてもいない。
直ぐ登れる山ではあるが頂上付近は木立があり南側にしか眺望が無いので標高以外は面白みの無い山だ。山頂からはジグザグで狭い急な、木立に遮られ回りが見えないので駐車場直前までは何処を歩いているのか分からない山道を駐車場まで下って行く。
駐車場にある水道(山水)で顔を洗ってから帰途に着く。こんな時、水があると助かりますね。