きょうはやっと通常のコースを走れた。長袖シャツが良かったようだ。
普通に道標のある場所を通り特にかわった経路をはとらなかった。

特に寒くも無く暑過ぎもせず、虫も出る前だし気分も良い。
街中の道をトロトロと走っているうちは良いが街外れになると用も無いのに上り坂が出現する。
7% のだらだら坂なので普通の人には大した事はないのだろうが私には激坂一歩手前といった感じ。

膝の痛みも無く上っては来たが左足の腿に再度違和感が感じられるようになる。
前回と違い前々回と共通するのはアンダーパンツ。
自転車用の簡易なパッド付きのものを使っている。
サドルではなくパッドがしっくり来ないのかもしれない。

上りはなんとなく追い風に助けられて今までよりも軽快に上って来られた。
大汗をかきながら坂を上っら次はトンネルを抜けるのだが、このトンネルの中がちょっと寒い。
夏ならば涼めるのでありがたいが、この時期はまだ気温が高く無いので調子が狂う。
さあ、ここからは長い下りだ。
路面が適度に荒れているのでスピードが出過ぎると言う事は無いが、継ぎ目でガッチャンガッチャンやられるのは車輪にも足腰にも精神衛生上も良くない。

下り坂が終わったら、その先でと少し上り返さないといけないのだが、それもあり下りでスピードを殺さないようにしていたつもりだが、何故か下りきった所で強い向かい風に妨害されて慣性モーメントは全て失われてしまった。
まあ、長い坂でも無いので気を取り直して先に進もう ・・・ 。

だいたい予想した時間にキャンプ場に到着した。まあ、10分から15分程度の変化はあってもそれ以上って事は距離も長くは無いので遅れることは無いのだが。
いつものテーブルで昼食の休憩。なんか食い物がチョット少なかった気がしないでも無いが、いつもより少ない訳でもない。
家にあったバナナを持って来たのだけど皮は変色してしまっていた、中身は何とも無かったけど。

キャンプ場を後にして、少し行くとトンネルと橋が現れる。
トンネルの名称は吹き付けられたセメントで見えなくなったのか以前から無かったのか思い出せない。
猿鳴隧道 だそうだ。下記リンク参照。
☞ 猿鳴隧道 – tunnel web
橋の辺りは渓谷の風情を見せるが、川があまりきれいでは無いのが残念だ。
この辺りが猿鳴峡なのだろうか。

ここから先は川沿いの狭い道をタラタラと進んでゆく。
町境まではすぐだが、そこから国道に出るまでがなんとなく長い。
この道の印象はその日の気分に多いに左右されるのだが、きょうはどうもスッキリしない。

10年ぐらい前までは酒屋が一軒あり自動販売機もあって水分補給に役立たせてもらっていたが、いつしが自動販売機が無くなり酒屋の看板その他も無くなり国道まで清涼飲料はおあずけとなってしまった。
国道に出ると直ぐに 9% 勾配を上らされるはめになる。
きょうはチョット調子が良かったようで休まずに上ってしまった、ヘロヘロだけど。
迂回路として旧道を通る手もあるが、ダラ坂の荒れた道で距離も長目になるので好みでは無い。
上って下って、また更に上るとちょっとした集落があり店もある。
ここで冷たいものにありつける。

そこから県道に逸れ、更に直ぐ先で険道に入ると帰りのコースとなる(変な文章だが)。
基本的に下り主体だが、初っ端に 10% 級の勾配が現れる。
自転車のギア比は 10% 勾配をヘロヘロ足でもなんとか上れるように試行錯誤して落ち着いたギアを使っている。
先の 9% 勾配もなんとかこなし、今度の上りも比較的短いのに助けられてノンストップで登って行く。

上りきると後は下るだけ。街まではほとんど全て下りの道となる。
ところが山間のガードレールも無い狭い一車線道なのでスピードは出せない。
ブレーキレバーは握りっぱなしである。
手が痛くなってくる。
途中、山からザワザワと流れ出している沢水で顔を洗ってスッキリする。
でも、まだ先は続くのだけど。

ダムまで下りてきたのでここでチョット休憩。
おにぎりを一つ残しておいたのでここで平らげる。
ここから先がまた危険な道でコースアウトすると谷底転落となるので適度にスピードを殺しブラインドカーブでの対向車も考えながら下らなければならない。
まあ、こんな道はどこにでも在るけど。
バスの通る県道まで下りてきたらあとは街中の道をタラタラ走るだけ。
これでサイクリングは終了したようなもの。
さあ、スーパーによってアイスクリームを買って帰ろう。